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急遽退社。

7月10日(月)
自宅休養1日目

今日は仕事を体調不良の為に休みます。

そして辞めます。

今の「医療の仕事」は好です。
今の「職場」と相性が悪いようです。

「自分のポジション」が「現在の自分の力」の領域外だったわけです。

「同時に何かをやること」は好きだし、忙しくなるのも嫌いじゃない。
でも、「同時に何かをやり始めるということ」はものすごいエネルギーがいるものです。

『秘書業務』と『窓口業務』は充実はしています。
しかし、ある人にとっては「秘書」ある人にとっては「事務員」という立場は、曖昧なポジションで苦しいものでした。
曖昧なポジションだったから、常にそこにはいないので、自分の机もありません。

たったの3週間。

曖昧なゆえに辛かった。


「そのことは○○に聞いたら?」

一体誰に聞けばが答えてくれるの?


「89さん、一応貴方は医科なんだから○○に気をつかいなさい」
「あのね、窓口業務が完璧でないと秘書は務まらないから、もっと積極的に」

積極的に聞きまくっていますけど?


「(窓口研修中に院長からの雑用を頼まれる)89さん、中断して秘書業務していいよ」
「ローテーションの中に入れても、秘書業務が急に入ったら困るから、ローテーションにはまだ入れるかどうか検討中なので、帰ってもいいよ」
「秘書優先に」

矛盾が多すぎませんか?


「一応医科なんだから医科の人に言って」

・・・・・・・・・・。


職員が私に何をやらせていいのか分からないので、自分で教えてもらえることでやれることをしていたら、覚えることが多すぎた。皆が分担してやっている仕事を手伝っていたら、歯科の仕事までやっていたり。でも、ボーっとしていたら給与泥棒だし。怠け者と見られるし。流れを把握しないといけないし。
頑張りすぎた。

体調が悪い。
極度の冷え性だからクーラー病も原因です。
毎日長袖ブラウスにウールのセーターとホッカイロを持参していました。

体調が悪い。
新しい仕事に慣れるまで精神的な忍耐が必要。
でも、これは忍耐を必要ということでもないような気がします。

結果、根性なし。
でも、しばらく続けていっても結論は同じ。

辞めます。

電話越しで、チーフに必死に説得されました。
「仕事軽くしたら、大丈夫なの?」
具合が悪いのは事実。
これは嘘じゃない。

でも、一番の理由は。
職場が合いません。

相性が悪いのです。
居心地が悪いのです。
その曖昧な場所が無理です。
出直したいです。
脱落者と思って結構です。
会社の為に心身削る必要はないのです。
私、自分が大切です。

今夜は『歓送迎会(私の他にも一人歓迎される新人がいるから一応歓送迎会となった)』
余計に休むべき日だったのです。



7月11日(火)
自宅休養2日目

辞めるという行為がとっても大変なのを知った。

今回は、職場が合わない。
それにより、体がおかしくなった。

とにかく、明日は出勤して、直接話してきます。
それから、今後のことが決まると思います。

一社会人として、こんな辞め方はいけないと思いつつ。
今自分がどうしたいのか、何を優先するのかを考えると、辞めなければならない。


焦って転職した罰だね。きっと。
職業的にはやりたかったことだけど、会社が合わなかったのって初めてだ。

そして、特殊な雇用形態は非常に手続きが複雑なので、辞めるに一苦労。

旦那にも負担をかけていることも事実。
それなのに、味方してくれている(多分)。
本当にごめんね。



7月12日(水)
1時間の出勤

チーフには必死に説得されました。
立場的にそうだろうし。

部長にも話しました。
切望されました。
うまくやっているのに何故??って。
皆頑張っているのにたったの3週間でもったいないって。

それぞれ高く評価してくれていたようですが(説得上そう言ってくれているだろうけど)、意思を曲げないと頑固者の私。

「考えは変わりません。沢山のご迷惑をおかけしているのも承知です。我がままで勝手なことだと思っていますが、たとえしばらく長期お休みを頂いたところで、復帰することは考えられません。」

あくまでも、話は下に下に、でも意思は曲げないように。
相手の話も聞きつつも、自分の意思を伝えるように。

自分のことはよく分かるよ。

を持ちやすいって事も、だから終わるときはいつも多少冷血なことも。
冷たくても、ここで切らなきゃならないから。
いままで悩んで下した決断だから。

最後にチーフの涙を見た。

「89さんは、言ったらやってくれるから、こっちも大丈夫って過信していました。他の人より仕事が過剰だったのかもしれません。ごめんなさい。」

でも、意思は曲げない頑固者。
「すみません。」
としかいえませんでした。
それでも、帰りの車の中でこの3週間のことを思い出したら悔しさと切なさとうまくいえない感情が残りました。

あと、すぅーっと何かが出ていったようで、力が抜けました。

「まだ体調が悪と思うので、今日はもう帰ってもいいです」
と言われ、私は逃げるように退社しました。
もう一度正式に会社に顔を出して挨拶しなければなりませんが、今日は退社です。

今度は、「医療事務」の仕事が出来る職場をゆっくりと探していこうと思います。
by 79way | 2006-07-12 11:28


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